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「ゆったり椅子に座って宮島と庭を眺めていると、
いつの間にかうたた寝をしていた。
そんな癒しをお届けできる宿でありたいです」と
「庭園の宿 石亭」の主人・上野純一さん。 

日本三景の宮島を眼下に、
1500坪の庭園を囲むように配された違う趣のあるお部屋。
ワクワクしながら和める隠れ家のようなライブラリーやあずまや。
石亭は、ここにしかない安らぎを求める旅人が全国から訪れる、
広島で最も予約が取りにくいお宿の一つです。

お目当ての一つがお料理。海のもの、里のもの、山のもの、
そして出会いの滋味、と奔走した素材のパワー。
その旨味を活かす薄味に昇華させた懐石料理です。
椀物は熱くと、お部屋の前室で出汁をはる気配りも。
心づくしの味が頬を緩ませてくれます。

そんなこだわりのお料理を引き立てるお酒は、利酒師
廣田冨士子さんのセレクトによる広島の地酒。季節が
少し進むごとに、細やかに選ばれています。
「雨後の月のお酒は、常に程よく華やかで上品です。
米や酵母の違いはありますが、繊細にお料理に寄り
添い引き立ててくれます」
しばしば選ばれる『雨後の月』の月替わりの限定酒。
旅の思い出の一つになれたら嬉しいです。

庭園の宿 石亭

広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27

tel.0829-55-0601/fax.0829-55-0603

桜吹雪が舞うあずまやを彩っていたのは、
藍工房 福本潮子さんの「霞の茶室」。
NYのMoMA近代美術館に同じ作品が収蔵されています。

お造りに、月替わりの限定酒を。
ふくよかな酒米の旨味の
「雨後の月 無濾過生原酒 雄町」。
キリッとした酸としっかりしたボディの
「雨後の月 無濾過生原酒千本錦」。

季節を大事に盛り込まれた八寸。
一つひとつに丁寧な仕事が施されています。
「雨後の月 無濾過生原酒 千本錦」と。